●ワイヤーカット加工について

当方では合計3台のワイヤーカット加工機を使用して様々な材質に対応したワイヤー

加工をおこなえます。

↑ワイヤーカット加工中の様子

↑ワイヤーカット加工機

↑当方では合計3台のワイヤーカット加工機がありますので、材質や精度、用途によって

使い分けています。

 

●ワイヤーカットについて

ワイヤーカット加工というのは、放電加工機の一種で、上から下に通したワイヤーに電流を

流すことで加工金属(ワーク)との間に放電現象を起こし、それによって少しづつ削っていき

通常のフライスで使うエンドミル加工では不可能な様々な形状、深さの加工を施すものです。

ですので、加工する素材は電気を通すものでなければならず、基本的に一般的なスチール全般、

ステンレス、銅合金一般、アルミ合金などとなります。

刃物で切削加工するわけではないので、焼き入れ硬化後など熱処理した後に加工できるという

のもワイヤーカットの特徴でもあります。

加工精度はその製品の要求度に応じて対応可能ですが、よほど高さ(厚み)のあるものでない

限りはだいたい0.01mm程度の精度は出せます。 このあたりがスロッター加工やレーザー

カット加工とはだいぶ異なる点で、ワイヤーカットは精度の点でかなり高精度加工が可能です。

なお、当方で通常使用しているワイヤー径はだいたい0.15mm〜0.20mmですので、隅部の

細小Rの大きさはだいたい0.1R程度となります。

加工仕上がり面はツルツルというわけにはいかず、だいたい#400番程度のサンドブラストと

同等のマットな仕上がりとなります(素材によって粗さは多少変化します)ので、磨きが必要

な場合はワイヤーカット加工後に手作業でポリッシュする必要があります。

 

<加工具体例>

↑内部のスロットをワイヤー加工したものです。 こういった加工は通常はスロッター

加工によりおこなうことが多いと思いますが、より精度を出したい場合はワイヤーカット

のほうが有利です。(加工材質:ALBC [C6191B])

 

↑長手方向約200mmのT型スロットのワイヤーカット加工例。 (加工材質:SKS3)

 

↑外周部および三角状の穴のワイヤーカット加工例。 (材質:ALBC [C6191B])

 

↑加工後は高精度三次元測定器を使用して検査をおこなっています。


●加工のお問い合わせについて

基本的には加工物の図面をFAXや郵送、またはメールにて送ってください。 無料にて見積り

をさせていただきます。 もちろん問い合わせや質問だけなら電話でもかまいません。

(メール添付の際のファイル形式はJPEG、GIF、DXF、PDFなどで)

※もちろんワイヤーカットだけでなく通常の旋盤、フライス、研磨(すべてNC含む)の

加工もおこなっておりますので、機械加工のことならなんでもお問い合わせください。

 

→FAX 045-582-5473

→携帯電話 090-1531-3609

→郵送の宛先 230-0012 神奈川県横浜市鶴見区下末吉3-19-25 I.WORKS 今井宛て

→メインのメールアドレス SASAMIC43@aol.com

→サブのメールアドレス FZB04140@nifty.ne.jp

→webブラウザからの問い合わせフォーム

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